剪定を教えてもらったのに、いざやってみるとできなくなる理由

query_builder 2025/04/18
剪定を教えてもらったのに、いざやってみるとできなくなる理由

ガーデニングや庭木いじりが趣味の方。また、剪定業者が見つからない、剪定料金が高いから自分で剪定するという方は多いと思います。

いざ職人さんや剪定を得意とする方に教えてもらって、これで自分で剪定できると庭木の前に立った瞬間、呆然とたちつくしてしまう…という方は少なくないと思います。

せっかく教えてもらったのに全然思うように剪定できない。

歯がゆいですが、どうしてそうなってしまうのか検討してみましょう。

思っていたように枝が伸びていない。

教えてもらったときはフムフムと納得しましたが、いざ自分の家の庭木の前に立つと、思ってたんと違うということはよくあります。 それは、同じ種類の木であっても一つとして同じ木はないということです。 幹の角度、枝の出方、伸び方、樹勢。すべて違います。 それは人間と同じこと。1人ひとり体つきや性格が違うのと同じように、木も同じ木は無いのです。 職人うちでは「芽性めしょう・葉性はしょう」と言ったりして、芽性が良いとか悪いとか言います。 なので、自分の家の庭木は分からなくなってしまうのですね。


全体像が見えてない

教えてもらったのは、おそらく枝の一本でも使ってお手本を見せていただいたのでしょう。 しかし、剪定はたくさんの枝を手入れして一本の庭木として形作ります。「木を見て森を見ず」ではないですが、完成形を想像できていますか?ということです。 どんな形にしたいのか、どのような雰囲気にしたいのかということを前もって想像しておくことはとても重要になってきます。 ゴールが見えずにスタートしているのと同じことですね。全て終わってみると「思ってたんと違う」というような事にもなりかねないですね。


一本の木でも違いがある

同じ木でも家の北側に植わっているものはあまり伸びないのに、南側のものは伸びすぎて困るというような経験はありませんか? 一本の木も同じで、南側はよく伸びますし北側は少し伸びが少ない。また上の方は勢いよく伸びていき、下の方は伸びない。 これは樹木の日光によく当たるところはよく伸びるということです。 これを念頭においておかないと、木のてっぺんと同じような勢いで下の方の剪定をしてしまうと、下の方は切りすぎ、刈りすぎになってしまうのです。 上の方はしっかりと刈り込んだり、切りつめたりして下の方はより、優しく剪定する。 これがコツです。 北より南、下より上をしっかりと刈り込んだり切りつめたりしましょう。


まとめ

いかがだったでしょうか?

思い当たるふしがあるという方は意外と多かったのではないでしょうか。

以上に述べたことに加えて、木の種類によって剪定方法が変わったり、どこまで切ればいいのか分からいということもあるかもしれません。

これを瞬時に判断し、鋏を入れることができるのがプロの職人というわけです。

困ったら

Masda造園サービスでは、どうやって剪定すればいいのか分からない。この木だけは自分で剪定してみたい、というご要望も承っております。

是非、職人におしえてもらって自分好みの庭木を育てていただきたいと思います。

それでも、自分で剪定したけれどカッコよくならないとか途中まで剪定してみたけれど分からなくなったという方はご遠慮なく仰ってください。

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Masda

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電話番号:080-3831-7043

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